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ロイヤルサルート21年

 投稿者:ウイスキーを楽しむ  投稿日:2010年 9月11日(土)19時58分12秒
返信・引用 編集済
  ロイヤルサルート21年は、1953年6月、現英国女王エリザベス二世の戴冠式を祝してつくられた特別なウイスキーです。
『ロイヤルサルート』とは、英国海軍が王室に敬意を表して撃ち鳴らす皇礼砲のことです。
この時、空砲を21回鳴らすことから、シーバスブラザーズ社では、熟成年数『21』にこだわりました。

最低でも21年間、厳選された上質なオーク樽で熟成されたモルトとグレーン原酒のみがブレンドされるロイヤルサルート21年。
この長い歳月に耐えうる原酒は極めて希少で、熟成期間中は毎年約2%が、『天使の分け前』として天に昇ります。
21年もの歳月を考えると、あらためて気づく、その贅沢感。
それは英国王室に最上の敬意を表した、いわばシーバスブラザーズ社が捧げる皇礼砲だったのです。

当初は記念限定品として発売されましたが、その出来映えの素晴らしさ故に継続販売を望む多くの声に応えて、引き続き製造され現在に至った、まさにプレミアムスコッチの最高峰と呼ぶにふさわしいウイスキーです。

ロイヤルサルート21年は、そのボトルにも王室の品格を求めました。
ボトルは18世紀後半頃に高価で稀少な酒を入れる容器として使用されていた”フラゴン”と呼ばれる陶製容器をモデルに、英国の名門ウェイド社の職人に命じてつくらせました。
1953年に限定販売した時はボトル中央に英国王室の紋章をデザインしていましたが、その後現在のデザインとなりました。
ボトル中央の騎士は、スコットランドの英雄ブルース大王を描いています。
またボトルの三色は、英国王が戴く王冠を彩るサファイア、ルビー、エメラルドを表現しています。

ラピュタならではの価格
★ ロイヤルサルート21年 ワンショット 2,100円 のところ、半額 1,050円 で!
 
 

スプリングバンク (キャンベルタウン)

 投稿者:ウイスキーを楽しむ  投稿日:2010年 8月29日(日)18時31分25秒
返信・引用 編集済
  <スプリングバンク蒸溜所>
かつてモルトウイスキーの中心地として隆盛を誇ったキャンベルタウンですが、現在は3つの蒸溜所しかありません。
スプリングバンクとグレン・スコシア、2004年にスプリングバンクの手で復興されたばかりのグレンガイルです。
ここは、創業間もない1837年以来現在までミッチェル家がオーナーで、一族による独立経営が続くスコットランドで1番古い蒸溜所です。

創業以来、スプリングバンクが一貫して守り続けてきたこだわりの製法があります。
それは、使用する麦芽すべてを伝統的なフロアモルティングで自家製麦し、初溜釜は直火焚き。
ウイスキーを濾過する際、冷却濾過や着色は行わず、ローワインの一部を再蒸溜する伝統の2回半蒸溜を、未だ受け継いでいます。
また、ボトリング設備も所有し、全工程を一貫して行う唯一の蒸溜所でもあります。

ここでは、スプリングバンク以外にロングロー、へーゼルバーンというまったく違う2つのモルトを造っています。
・ロングロウ (ヘビーにピートを焚き込んだ2回蒸溜)
・ヘーゼルバーン (ノンピートの3回蒸溜)

甘く香しく、なめらかな口当たり。
少しだけピーティーでスモーキー。

★ スプリングバンク10年 ワンショット   840円
★ スプリングバンク15年 ワンショット 1,050円
 

ハスカップのシャンパンカクテル(ハスカップロワイヤル)

 投稿者:カクテルを楽しむ  投稿日:2010年 8月10日(火)13時35分51秒
返信・引用 編集済
  <ハスカップ>
幻の実といわれ、黒紫色の実はその芳醇な味覚とともに不老長寿の妙薬として、先住民(アイヌ)の人などから伝承されました。
ハスカップはカルシウム、鉄分などのミネラル分やビタミンA、B2、Cの他ナトリウム等の栄養素をバランス良く含み、またタンパク質や脂肪・炭水化物の含有量も少なくローカロリーです。
ブルーベリーの3~5倍のアントシアニンが含まれ、目の疲労回復・視力の向上に特に効果があり、肝臓の機能改善、毛細血管の保護強化、強い抗酸化作用を持ことから脳や細胞の老化予防にも効果があるといわれています。

★ ハスカップのシャンパンカクテル(ハスカップロワイヤル) 1,050円
 

ザ・バルヴェニー12年 ダブルウッド

 投稿者:ウイスキーを楽しむ  投稿日:2010年 8月 9日(月)22時59分10秒
返信・引用 編集済
  世界中で最も飲まれている『グレンフィディック』の第二蒸留所でもあります。
敷地は隣接しますが、水源は異なり、コンヴァル丘陵の数十の泉から引かれた水は、少し硬度が高い。

グレンフィデックが軽く飲みやすいモルトに対し、バルヴェニーは、重厚でリッチ、個性的なモルトです。
バルヴェニーは、モルト初心者の方にも抵抗無く召し上がれ、同時にその美味しさも分かっていただける、
おすすめの逸品!

ダブルウッドの由来は、初めはバーボン樽で熟成、次ぎにシェリー(スイート・オロロソ)樽で熟成。
2種類の樽の個性が良く出た逸品です。

グレンフィディックの兄弟にして
個性の違う濃厚でリッチなモルト

★ ザ・バルヴェニー12年ダブルウッド ワンショット 840円
 

グレンファークラス (スペイサイド)

 投稿者:ウイスキーを楽しむ  投稿日:2010年 8月 9日(月)22時14分37秒
返信・引用 編集済
  グレンファークラスとはゲール語で『緑の草の生い茂る谷間』を意味し、その名の通り蒸溜所の背後にはヒースの丘が広がり、眼下にスペイ川の谷を望むことができます。

グレンファークラスのこだわりは創業当時からの直火焚き蒸留と熟成にシェリー樽を用いる点にあります。
今では数少なくなった家族経営のこの蒸留所は仕込み水に背後のベンリネス山の良質な軟水を使用しています。

スペイサイドで最大級のポットスチルは、今もガスバーナーによる直火焚き蒸溜。
すべてシェリー樽で熟成させる方法はマッカランと同じですが、マッカランがドライ・オロロソ・シェリーにこだわるのに対して、グレンファークラスは各種のシェリー樽を使い分け、理想とする味わいを引き出すことも創業当時から変わらないこだわりです。

しかし、古き習慣にとらわれるばかりでなく近代的な蒸留機器をうまく取り入れている点もグレンファークラスの特徴といえます。
発酵槽をステンレス製にし、ポットスティルを増設する等、伝統と革新が完全に融合し現在のグレンファークラスがあります。

シェリー樽熟成のフルボディ
リッチで濃厚な伝統の味わい

★ グレンファークラス15年  ワンショット 840円
 

(スコットランド) モルト・ウイスキーの個性と生産エリア

 投稿者:ウイスキーの達人  投稿日:2010年 7月21日(水)15時40分0秒
返信・引用 編集済
  シングルモルト・スコッチ・ウイスキーの風味や味わいは、少なからずその生産地の地理的条件や気候風土、製法上の伝統の影響を受けて異なります。
生産エリアを知ることは、各モルトの個性を知る上で一つの手がかりとなりうるでしょう。

 アイラ島

     日本でいうと淡路島ぐらいの大きさの島に、8つの蒸溜所があります。
     ここで造られるモルト・ウィスキーは、『アイラ・モルト』と呼ばれます。
     ヨード香やピーティーさを持ち、潮の香りを感じさせるのが大きな特徴です。
     特に南岸のアードベッグ、ラガヴーリン、ラフロイグはスモーキー。
     ブナハーブン、ブルックラディは比較的ライト。ボウモアは中間的。
     いずれの蒸留所も強烈な個性をもっています。

 アイランズ
     スコットランド周辺の島々の蒸溜所をさします。
     新しくシェトランド諸島にできた蒸溜所が最北端。
     かつてヴァイキングが支配したオークニー諸島、切り立った山と複雑な海岸線を持つスカイ島、野生の鹿が数多く
     生息するジュラ島など、それぞれの島が個性的で地理的にも文化的にも異なります。
     いずれも個性的で、多少なりとも海岸的性格を感じさせるものが多い。

 ハイランド
     グラスゴー市の西部、東のダンディーと西のグリーノックを結んだ想定線の北を『ハイランド』と呼んでいます。
     ハイランド地方は荒涼とした高原で、雪解け水からのせせらぎが流れています。
     この、澄んだ水から、ハイランド・モルト・ウィスキーは造られています。
     広域にわたり27の蒸溜所があります。
     中央にはエドラダワー、グレンタレットなど、フレッシュな個性派モルトが揃う。

 スペイサイド
     スペイ川流域を中心とした比較的狭いエリアながら、世界一のモルト・ウィスキーの生産地で、スコットランドの約
     半数の蒸留所が密集しています。
     昔から大麦の生産地で、良水に恵まれ、清涼な空気が熟成に向くなど、ウイスキーづくりに適し、のみならず大
     都市から遠く離れた渓谷は、密造酒の一大生産地だった背景も。
     バランスよく、花や果実を思わせる香しいモルトが多い。
     ザ・マッカラン、ザ・グレンリベットなどの蒸溜所が揃う。

 ローランド
     ハイランドと境界線を挟んで南側のエリア。
     休業、閉鎖などにより、現在操業中なのは、オーヘントッシャン、グレンキチー、ブラッドノックの3ヶ所のみ。
     元来ローランドモルトは3回蒸溜が多く、おだやかで、麦の風味を感じさせるソフトなタイプが多いのも特徴です。

 キャンベルタウン
     ハイランドの南西部、大西洋に突き出した半島の先端がキャンベルタウンの町です。
     昔は30を越える蒸留所がありましたが、現在操業しているのはスプリングバンクとグレンスコシア、最近復興
     されたグレンガイルの3ヶ所しかありません。
     スプリングバンクは創業以来、同じファミリーで経営していて、蒸留所の規模は小さいのですが、自社ボトリングの
     設備を持っています。
     この蒸留所の特徴として、スプリングバンクのほかに、『ロングロウ』と名付けられた、ピート香の強い、まったく
     違う性質のモルトをつくっています。
 

ウイスキーの綴り WHISKYとWHISKEY

 投稿者:ウイスキーの達人  投稿日:2010年 7月 7日(水)15時52分16秒
返信・引用 編集済
  ウィスキーの語源は、アイルランドの住人達が飲んでいた大麦の蒸溜酒 『ウィシュクベーハー』(ゲール語で生命の水を意味する)に由来しますが、なぜ、市場の混乱を招きかねない2つの綴りが存在するのでしょうか。

世界の5大ウイスキーで言うと、
Whisky 』と綴るのは、スコッチウイスキー・カナディアンウイスキー・ジャパニーズウイスキー。
Whiskey 』と綴るのは、アイリッシュウイスキー・アメリカンウイスキー。

19世紀後半、当時ダブリンのビッグ4と呼ばれたアイリッシュを代表する4大蒸留所が団結、スコッチの最大手DCL社に対抗して大規模な宣伝活動を展開。
『 e 』の有無は、その活動の一貫として配布したPR冊子 『ウィスキーの真実』 の中で、「スコッチと一線を画すために、我々はこれからWhiskeyという綴りを用いる!」と宣言したことに端を発します。
長年、ウィスキーを巡る謎として憶測を呼んだ『 e 』の有無ですが、何てことはない。
市場におけるPR戦略の1つだったわけです。
アイリッシュウイスキーはいつの間にかWHISKEYと綴るようになりました。

ではアメリカンはどうでしょうか。
世界で最も飲まれているテネシーウイスキーのジャックダニエルにもEがあります。
よく知られているバーボンウイスキーでは、アーリータイムズやメーカーズマークにはEが入っていません。
おそらく、アメリカンウイスキーの業界では、アイルランドからの移民たちが移住後すぐにウイスキー造りに着手し地位と幅を利かせたために、Eと綴るほうが多くなったのではないでしょうか。
 

カナディアンクラブ

 投稿者:ウイスキーの達人  投稿日:2010年 6月22日(火)10時33分6秒
返信・引用 編集済
  <歴史>
ハイラム・ウォーカーは1816年7月4日、 独立記念日にマサチューセッツ州に生まれた野心にあふれたアメリカ青年でした。
ハイラムは9歳の時に父親を亡くし、20歳の時単身でボストンに赴き、食料品店で地道な見習いの仕事を始めました。
その経験を生かし1838年にはデトロイトへ移り住み自分の食料品店をオープンさせ、ビジネスのノウハウを学びながら穀物商となり、ウイスキー製造業者となる足場を固めて行きました。
ハイラムはウイスキーの需要が伸びることを見通し、ハイラムの店でも酒類を販売しようと考えました。
しかし当時の法律ではドラッグストアのみに専売権が認められ、ハイラムの食料品店では 認められませんでした。

またアメリカが禁酒法に向けての時代を迎えていた事もあり、 それを見越したハイラムは、1856年デトロイト対岸のカナダの土地 468エーカーを購入し、蒸留所を建て、ウィスキー業界に名乗りをあげました。
カナダは豊富な穀物の収穫があり、 ウイスキー蒸留所の建設地として理想的な場所でした。
ウォーカーはそこに、従業員の住宅を初め 警察署や消防署まで整った一つの町を築き上げました。
そこは、彼の名にちなんでウォーカービルと呼ばれています。

1858年ウォーカーは、それまでにない軽いタイプのウイスキーを世に送り出しました。
このウイスキーが 当時のアメリカ紳士の社交場であった、各地の『ジェントルメンズ・クラブ』にて好評を博し始めると、ウォーカーは、自らのウイスキーに『クラブ・ウィスキー』と名前をつけました。
こうして彼は、ウイスキーにブランド名を冠した最初の製造者となりました。

『クラブ・ウィスキー』は『ジェントルメンズ・クラブ』やホテルバー等で大人気となり、アメリカ中に普及し始めました。
しかし『クラブ・ウィスキー』の人気急騰に 脅威を感じたアメリカ・ケンタッキー州のバーボン業者は、ロビー活動を実施、政府に嘆願書を提出し、カナダ産ウィスキーとアメリカ産ウィスキーを区別するよう求めました。
政府はその法律を制定し、『クラブ・ウィスキー』は、『カナディアンクラブ・ウィスキー』と呼ばれるようになり、1890年、ここに『カナディアンクラブ』が生まれました。
カナディアンとして市場に出れば、人気が下がると見込んだ対策でしたが、その人気は衰えるどころか、ますます不動のものとなりました。
現在も『カナディアン・クラブ』は、アメリカ、カナダではもちろんのこと、世界中150カ国以上で愛飲されています。

<原料>
ライ麦・ライ麦芽・麦芽・トウモロコシ

<製造>
1.原料を粉砕、そして仕込み樽へ
2.酵母を加え、発酵樽へ
3.麦類は単式蒸留器で蒸留 → フレーバリングウイスキー
  トウモロコシは連続式蒸留器で蒸留 → ベースウイスキー(ベースウイスキーからフーゼルオイルを除去)
  フーゼルウイスキーはウイスキー製造過程での副産物であり、独特の強い香りがあります。
  CCはベースウイスキー蒸留時にフーゼルオイルの多い蒸留液を除去し、より穏やかな香りを作り出しています。
4.樽詰め前にフレーバリングウイスキーとベースウイスキーをブレンド。
  熟成中に両方のウイスキーがよくなじみ、CC特有のまろやかな味わいが作り出されます。
5.プレ・ブレンディング(プレ・ブレンディングを採用しているカナディアンウイスキーはCCだけ)
6.ヒーティッド・ウェアハウスそして熟成
  130万のウイスキーが貯蔵されている倉庫には、冬場暖房が入れられ、年間通して18~19度に温度調整されて
  います。
  そうすることでカナダの厳しい冬でも、熟成がよく進み、貯蔵年数以上の熟成感、まろやかさが得られます。
  カナディアンウイスキーの必要最低熟成年数は3年ですが、CCはスタンダードもので6年以上貯蔵されており、熟
  成感のあるまろやかな味わいが生まれます。
7.樽だし、そして製品へ・・・  こうして『美味い』カナディアンクラブが生まれてきます。
 

バーボンウイスキーについて

 投稿者:ウイスキーの達人  投稿日:2010年 6月20日(日)17時46分47秒
返信・引用 編集済
  <語源>
バーボンウイスキーは、ケンタッキー州バーボン郡でつくられたことからこの名が付けられている。
この地はフランスからの入植者が多く、ブルボン王家を懐かしんで「Bourbon」という地名が付けられた。
バーボン郡の境界は後に変更され、現在のバーボン郡はかつての場所とはまったく違い、もはやアルコール飲料をつくっていない。

<定義>
連邦アルコール法には次のように決められている。
原料となるトウモロコシが51%以上80%未満。
新しいホワイトオークの内側を焦がした樽で最低2年貯蔵されている。
160プルーフ(80度)以下で蒸留する。これに「水は金属性物質など不純物を一切含まないこと」「ケンタッキー州でつくられたもの」などがアメリカでは一般的に付け加えられる。

<開拓者とバーボン作り>
1750年、フロンティアに夢を託しこの地を目指した開拓者たちの多くはイギリス系の移民だった。
その後フランス系の移民者がひきつぎ、1775年から再びスコットランド系やアイルランド系の農民が定住し奥地を開拓していった。
そして1792年、ケンタッキーは15番目の州になった。
開拓者たちの新しい人生の地、ケンタッキー。そこでは自ら道を切り開き、丸太小屋に住み、教会を建て、学校を開き、街をつくり出した。
そして男たちの安らぎの酒場サルーンが賑わいをみせていた。

<バーボンの生活と文化>
バーボンはケンタッキーを潤し、生活を豊かにした。
娯楽が生まれ、文化となっていった。カウボーイハットにブーツ。
バンジョーを弾き、スチールギターを奏で、男たちが歌ったブルーグラスミュージック。
バーボンを飲むといつもブルーグラスだった。
そして馬を愛する人々はケンタッキーダービーを生んだ。

<バーボンで得た利益>
小麦や大麦はアメリカの大地と相性が悪く、入植当初の農民にはどうにか実を結んだライ麦と土着のトウモロコシだけが残された。
作物を売る市場はアパラチア山脈を東へ越えた場所。馬で運ぶには過酷だった。
そこで農民たちはウイスキー造りのノウハウを活かした。
初期は余ったライ麦を蒸留しただけだったが、トウモロコシを加えることで格段にまろやかさが増すことに気付き、馬一頭で運ぶ量は倍になり利益を手にできることを知った。

<バーボン作りに最適な環境>
バーボンがケンタッキー州で生まれ、多くのディスティラリーが集まっているわけは、この地域がバーボン製造に必要な物資を手に入れやすいためである。
第一に、主原料のトウモロコシの栽培地帯であること。
世界の半分の産出量を誇るアメリカのコーンベルトにケンタッキー州は含まれている。
第二に、水質がウイスキーづくりに適していること。
ケンタッキー州はいたる所にライムストーンと呼ばれる石灰岩が露出し、この岩層で濾過された良質の清水が湧き出ている。
第三に、オークの新樽の材料が大量に入手できること。
ケンタッキー州の南、テネシー州メンフィスを始め近隣地帯にはオークの森林が多い。

<ケンタッキーダービー>
三歳馬によるケンタッキーダービーは、イギリス、フランスのダービーとともに世界三大ダービーの一つとして数えられている。
1875年から、毎年5月の第一土曜日にルイヴィルのチャーチルダウンズ競馬場で開催。
スタンドチケットを入手するため、人々は何カ月も前から奔走する。
そしてバーボンから作るカクテル「ミントジュレップ」を飲みながらレースを楽しむ。

<起源>
バーボンの起源は定かでない。
1789年にエライジャ・クレイグというバプティスト派の牧師が初めてつくったと言われるが、今日のバーボンとは全く違っていた。
1835年、ケンタッキー州フランクリンカントリーに住む医師ジェームズ・クローウェが、今日のバーボンに近い最初のバーボンをつくり出したようである。

<牧師が作った偶然のバーボン>
牧師エライジャ・クレイグのバーボンは、偶然から生まれた。
彼は、ライ麦ではなく、コーンを主原料に蒸留し、内側の焼けた樽に入れたまま丸太小屋に置き忘れた。
3~4年後に開けてみると、焦げた樫のために赤味がかった芳醇な液体が現れたといわれている。

<バーボンはホワイト・オーク樽で熟成させる>
内側を焦がしたホワイト・オーク樽で熟成させると、バーボン独特の赤味をおびた色が生まれる。
ホワイト・オーク樽の内側を焦がすことで褐色に変化し、これが熟成中に浸出するのである。

<バーボンはエイジングをあまり謳わない>
バーボンは新品のホワイトオーク樽で熟成されるが、樽は内側を焦がしてあるため、単に年数だけで原酒の熟成度合が進むとはいえない。
逆に焦がしているために年数が経ちすぎるとマイナスになる。10~12年程度が限界とされている。
 

バーボン樽が主役の理由

 投稿者:ウイスキーの達人  投稿日:2010年 6月20日(日)12時04分54秒
返信・引用 編集済
  18世紀に樽熟成が発見された、というのが通説です。
その樽はシェリーの空き樽でした。
そして原酒をシェリー樽に貯蔵熟成させるのが通例化したのですが、現在は?
スコッチの9割が北米産ホワイトオークで、さらにそのうちの9割がバーボン樽の再利用だといわれています。
つまりシェリー樽熟成の香味から、バーボン樽熟成の香味へと大きく変化してきているのです。

<バーボン樽が主役の理由>
古くからイギリスでは輸入ワイン、ブランデーが飲まれていました。
その中にはもちろんシェリーが含まれており、いまでもイギリスはシェリーを大量に輸入しています。
時の流れの中で、まず樽買いからタンクでの輸入となり、またスペインのシェリーメーカーが瓶詰めで売るようになりました。
そうなるとシェリーの空き樽が入手しづらくなります。

第二次大戦後はそれが顕著になり、決定的となったのは1964年のこと。
アメリカでバーボン法が確立され、バーボンウイスキーの定義の中に新樽での貯蔵が義務づけられました。
これによりバーボンの貯蔵熟成に1度使われた樽が容易に入手できるようになる。
他の用途に使われなければ廃棄されてしまうバーボン樽は、入手が簡単で安価。
そこからバーボン樽再利用が一般化していくのです。
 

樽の一生

 投稿者:ウイスキーの達人  投稿日:2010年 6月19日(土)16時44分30秒
返信・引用
  樽の一生
オークの古木からつくられた樽は、何十年もウイスキーを育み、そしてさらに家具などに姿を変えて100年以上も使いつづけられます。

オークの森
ウイスキーは「森の王」と呼ばれるオークの木でつくった樽で熟成されます。
ウイスキーの樽によく使われるのは、北米のホワイトオーク。
樹齢100年以上の樽材に適したものを選んで伐採し、樽がつくられます。

樽づくり
オーク材を柾目にとり、自然乾燥させ、側板と鏡板をつくり、組み合わせて火入れをし、帯鉄で締めて最後にダボ穴をあけて樽ができあがります。
樽は板と帯鉄だけでつくり、金釘や接着剤は一切使わないのに、よい樽は30トンの重さにもびくともしません。
40年~60年使う樽だから、すべては熟練の職人の手できっちりとつくるのです。

ウイスキーの熟成
生まれたてのウイスキー、ニューポットは、無色透明です。
香味もまだ未熟で荒削り。
これを樽に詰めると、3年、5年と経つうちに琥珀色に染まって行き、同時に、香りも味わいも深く複雑になっていきます。
この「熟成」という不思議なプロセスは、オークの樽で貯蔵しないと起こりません。
樽はまさにウイスキーを育てるゆりかごなのです。

樽の修理
ウイスキーの樽は、バーボンを例外として、同じ樽を何回も貯蔵に用います。
一仕事終えた樽は樽工場に送って、オーバーホール。
このとき、輪の緩んだ樽や、材部に折れ・割れのある部分は樽職人さんの手によって修理され、漏れのない完全な樽として再び貯蔵庫に送り出されます。
樽の修理に駆使するプロの道具をみていると、職人さんたちが樽に寄せる愛情が伝わってきます。

1空き、2空き
繰り返して利用されるウイスキー樽は、使用回数を経るに従って性格も変わっていきます。
初めてウイスキーを貯蔵する新樽は、木香が強く、熟成も速く進みます。
オバーホールされて2回目の貯蔵に使う樽は、「1空き」と呼ばれます。
同様にして3度目の貯蔵に使う樽を「2空き」、4度目を「3空き」と呼んでいます。
使いこむほど樽は練れて、木香が上品になり、長期熟成モルトの熟成に用いられます。
こうして4回、5回とウイスキーを貯蔵すると、さすがに樽材の成分も枯れて、木香がとても穏やかになるため、その後はグレーンウイスキーの貯蔵や、後熟樽として用いられます。
 

樽の中で起こっていること

 投稿者:ウイスキーの達人  投稿日:2010年 6月19日(土)16時32分43秒
返信・引用 編集済
  生まれたてのウイスキー、ニューポットは、無色透明です。
香味もまだ、未熟で荒削り。
これを樽に詰めると、ウイスキーは半年くらいで黄色になり、3年、5年とたつうちに琥珀色に染まっていきます。
また、香りも深く複雑になり、味わいもまろやかに変わっていきます。
この現象を「熟成」と呼んでいますが、では、いったい何が起こっているのでしょうか。

熟成のさまざまな働き
樽の中では、複雑な反応が進行してウイスキーの深い香りと味わいが育っていきます。
これまでの研究で、樽材成分の溶出、空気による酸化、エステル化、アルコールと水の会合、蒸散などが、熟成に深くかかわっていることがわかってきました。

樽材の成分の溶出
樽のオーク材からリグニン、タンニンなどの成分がウイスキーに溶出。
リグニンは年月とともに分解して甘い香りのヴァニリンになったりします。
ヴァニリンは樽づくり工程で火入れをするときにもリグニンが分解して生成されるので、樽から直接溶け出すものもあります。
タンニンはこうした熟成香に関係するだけでなく、その色素がウイスキーを琥珀色に深めていく役割も持っています。

空気による酸化
樽の内部の隙間や樽材を通して空気とウイスキーがふれあうことで、成分の一部が酸化します。
これらはさらに二次的な反応を引き起こし、ウイスキーの成分がどんどん複雑さを増していきます。

エステル化
蒸溜されたときに備わっていた芳香成分が反応して、脂肪酸エステルなどの甘く華やかな香りを持つ成分が生成されます。

アルコールと水の会合
水の分子とアルコールの分子が塊となっていく「会合」が生じます。
この結果、アルコールの刺激が弱まり、まろやかさが生じてきます。

蒸散
ウイスキーは樽の隙間を通じて少しずつ蒸発し、代わりに外気を取り込んでいます。
いわば呼吸をしているわけです。
この過程で、未熟成香の一部が蒸散して成分の濃縮が生じ、熟成が進みます。

熟成と時間
熟成、それは、いまだ最新科学をもってしても十分には解明されていない神秘。
 

ホワイトオーク

 投稿者:ウイスキーの達人  投稿日:2010年 6月19日(土)16時23分40秒
返信・引用 編集済
  その巨木は、太古の昔以来、ケルトやギリシャ、ローマの民らの間で神木として大切にされ、その木で作った樽は最上の容器とされてきました。
近世以降になると、その木は大英帝国海軍の帆船を作り、堅固な家具とされ、また、酒の容器が作られました。
近代になると、その木の樽だけがワインやウイスキーの熟成をもたらすことが知られ、最近の科学的知見によれば、その樽の成分ポリフェノールが健康に良いことも分かってきました。
その貴重で神秘な木の名は、英語でオーク。日本語で楢。その仲間は一般に学名クエルクス(コナラ)属とされています。

オークは、英国ではキング・オブ・フォレストと呼ばれてきました。
樹形が美しく、豊かな森をつくって生きものを育み、また材としても用途が広く、まさに森の王。
原生林で育ったオークの古木には威厳があって、木こりたちも斧を入れるとき畏敬の念を抱きます。

ウイスキーの樽材には、その中でも樹齢100年以上のものが使われます。
「尊い木」で作った樽に入れられて、ウイスキーはさらにじっくりと時間をかけて熟成されていくのです。

全世界のオークは、300~350種もあるといわれますが、その中でもウイスキーの樽にはアメリカのホワイトオーク、ヨーロッパのコモンオークなどが使われます。

蒸留を終えたばかりのニューポットは、まだ荒削りで色も無色透明。
これがオークの樽で長期間貯蔵されると、琥珀色のウイスキーに育って行きます。
 

蒸溜の機能

 投稿者:ウイスキーの達人  投稿日:2010年 6月18日(金)14時43分57秒
返信・引用 編集済
  蒸溜は、単にアルコール度数を高めるだけと思われがちですが、実は4つの機能を持っています。

1.濃縮:主に沸点の違いを利用しての濃縮

   蒸溜はアルコールが約80度で沸騰する性質を利用し(沸点の違いを利用)、蒸気を発生させこれを冷却、液体化
   させ、アルコールや香気成分などの揮発成分だけをとり出す仕組みです。
   モロミを加熱した最初の頃は、沸点が低いものが多く、するどいにおいを持ったものが上がっていきます。
   中間になるとバランスが良く、ウイスキーに適したものになります。
   後半になると沸点が高いものが多くなり、重い匂いのものが多くなります。
   この過程で3分の1が蒸溜され、3分の2が残ります。モロミは約3倍に濃縮されます。

2.バランス:バランスの良い部分をとり出します    
   一般的に初溜は5~8時間かけて行われ、再溜には同等かそれ以上の長い時間がかけられます。
   再溜の溜出液の最初の部分は前溜(ヘッド)と呼ばれますが、揮発性の高い成分のため鋭く華やかな香りがします。
   この前溜の時間はわずか10~30分程度です。
   次いで、スチルマン(ウイスキーの製造工程の中で蒸溜を担当する職人)の判断でウイスキーになる中溜(本溜、
   ハート)に切り換えます。
   この溜出液は高い香りを放ち、熟成後のウイスキーを予想させるものです。
   スチルマンは将来のウイスキーの姿を予想し、常にバランスの良い部分だけをとり出していくわけです。
   どの部分をとり出すかは、ウイスキーのタイプの設計上の問題です。
   どのようなモルトにするか、というウイスキーの性格を構想しながら、バランスを見て、判断するわけです。
   さらに中溜から後溜に切り換えます。
   この中溜から後溜への切り換え時期は蒸溜の作業の中で最も難しい仕事といえます。
   刻々と香りが変化し、この切り替えのタイミングでウイスキーの性格が決まる、ともいわれます。
   検度器に流れるウイスキーを見つめ、香りをかぎわけ、品質を見分けるスチルマンの熟練の技が求められます。

3.好ましくない成分の除去:釜が銅製の理由
   発酵中に様々なものが生成されます。
   中にはウイスキーにとって好ましくない香りをもった成分もあります。
   そこで蒸溜によって、発酵中に生成されるウイスキーには適さない成分を取り除きます。
   硫黄系の成分、とくに硫化水素は釜の銅と反応して取り除かれます。
   蒸溜釜が銅製の理由は、こんなところにあるのです。

4.新たな成分の発生:蒸溜の不思議

   蒸溜によって新たな成分が生成します。
     加熱することで従来の成分が分解したり、新たに化合したりして新たな成分が出てくるのです。
   初溜で起きるアミノ酸と糖との反応もこの一例です。
   また(フルフラールやダマセノン等の)特徴的な香りを持った成分が生まれたりします。
 

直火加熱と蒸気加熱

 投稿者:ウイスキーの達人  投稿日:2010年 6月18日(金)12時42分36秒
返信・引用 編集済
  蒸溜における加熱方式には二つの方法がありますが、それぞれが特徴的なモルトウイスキーを生み出すための役割を果たします。

●直火加熱
ガス・重油または石炭を燃やし、炎を釜に直接当てる加熱方式。
釜の外周は1000度以上の高温になり、釜の底に沈んだ酵母や固形分が焦げつきやすくなります。
しかしトーストされるため、香ばしい重厚な味わいのモルト・ウイスキーができるという一面もあります。
直火加熱の蒸溜釜は、ラメジャーという構造を持っています。
外からモーターを回し、釜の底のチェーンが回り焦げつきを防ぎます。
ですから直火蒸溜の釜は、じゃらじゃらという音がします。

●蒸気加熱
釜の内部に加熱コイルや加熱缶(パーコレーター)を置く加熱方式。
加熱コイルには蚊取り線香のような形状の渦巻き型のものと筒状のものの2種類があり、組み合わせて使います。
コイルや加熱缶内部の蒸気温度は約120~140度で、この幅で管理します。
この方式だと焦げつきの心配は少なくなります。
蒸溜されたモルトは原料の穀物の香りを残したマイルドなタイプとなります。
しかし限度を越えて加熱すると、中の液が吹き出してしまうので、覗き窓や泡検知機で確認しながら加熱します。
 

ウイスキーの蒸溜方式

 投稿者:ウイスキーの達人  投稿日:2010年 6月18日(金)12時29分35秒
返信・引用 編集済
  ウイスキーの蒸溜方式には大きく分けて単式蒸溜と連続式蒸溜があります。

●単式蒸溜
単式蒸溜器(ポット・スチル:Pot still)による蒸溜方法。
蒸溜原液(モロミ)を入れて加熱蒸発させる「釜」と、蒸気を凝縮させる「冷却機」およびこのふたつをつなぐ「ラインアーム」の三つの部分から成る蒸溜器で行う最も単純な蒸溜方法で、日本、スコットランドのモルト・ウイスキー、アイルランドのウイスキーに使われます。
この方式の蒸溜ではアルコール以外の多くの成分も同時に蒸溜されます。
そのため香気成分に富んだ、とても個性の強い蒸溜酒になります。
加熱され蒸発した成分は釜の上の空間(かぶと)を上昇しますが、この間に壁面で冷却され、一部の蒸気は凝縮して再び釜に戻ってしまいます。
この現象を分縮と言います。この分縮の程度(分縮率) が成分の溜出度合いに関係し、ウイスキーの香気に微妙な影響を与えます。
普通蒸溜は2回行われます。
第1回目の蒸溜を初溜と言い、アルコール分約20%の初溜液(ローワイン)として取り出されます。
この初溜液はアルコール度数が低く、雑味成分も多いのでもう一度蒸溜します。
これを再溜、この時使用する釜を再溜釜と言います。
再溜で出てくる始めの部分をヘッドまたは前溜、後の部分をテール又は後溜と言います。
これらを除いた真ん中の部分の蒸溜液はハートまたは中溜、ニューポットと呼ばれ、透明で荒々しい個性のアルコール度数約65~70度のモルト原酒になります。
ヘッドとテールは、再溜釜に戻されます。
加熱には直火加熱と蒸気加熱の方式が用いられます。

●連続蒸溜
連続蒸溜器(パテント・スチル:Patent still)による蒸溜方法で、日本やスコットランドのグレーン・ウイスキーにこの方式が使われます。
連続式蒸溜器はモロミ塔と精溜塔の2つの部分からなり、塔の中には数十段の棚があります。
モロミ塔の塔頂からモロミを送り込み、同時に下部から上部へ蒸気を送り込みます。
そしてこの蒸気によって加熱されたモロミ中の揮発性成分が取り出され、冷却されて溜出液に戻ります。
原料のとうもろこしの個性に合わせて非常に高濃度(94度)まで蒸溜するため香味成分が少なく、くせがありません。
口当たりをなめらかにし、モルト・ウイスキーの強い個性を柔らげます。
 

ウイスキーの歴史

 投稿者:ウイスキーの達人  投稿日:2010年 6月18日(金)11時12分48秒
返信・引用 編集済
  <史上最初のウイスキーの記録はアイルランドの蒸留酒?>
ウィスキーが記録に初めて出現するのは1171年にイングランドのヘンリーⅡ世の軍隊がアイルランドに侵攻したときの記録です。
その記録によると、その地の住人たちが大麦の蒸留酒を飲んでいたそうです。
この蒸留酒はゲール語で生命の水を意味する「ウシュク・ベーハー(uisge beatha)」または「ウスケボー(usquebaugh)」と呼ばれていました。
今日では、このアイルランドの住人たちが飲んでいた大麦の蒸留酒がウィスキーの元祖だといわれています。

ウィスキーの蒸留がいつ頃から始められたのかは定かではありませんが、アイルランドがウイスキー誕生の地であるとする説の根拠は、431年にローマ教皇からこの島に派遣されたとされる伝道師パトリック(ケルト人)らによって成立したケルト教会の存在です。
このパトリックとはアイルランドの祝日、セント・パトリックスデー(3月17日)の由来、アイルランドの守護神、セント・パトリックのことで、この日が彼の命日とされています。
このセント・パトリックがウイスキーを作ったという説が有力です。

スコッチウイスキーの本場、スコットランドにおけるウイスキーに関する最初の記録は1449年のこと。
『スコットランド大蔵省記録』の中に「8ボル(古代スコットランドの計量法:1ボル=150kg強)のモルトを修道士ジョン・コーに与え、それでアクアヴィテを作らしむ」とあります。
従って、15世紀半ばにはスコットランドでもウイスキーの蒸留は行われていたことになります。

<実はウイスキーを発展させたのは『税金』>
18世紀のスコットランド。
『麦芽税』という税金が導入され、税金が50倍近くにも膨れ上がった。
イングランド側の圧制を不満とする人々はハイランドの山奥へ逃れ、密造をはじめる。
その山奥で彼らは周辺の野山にピート(泥炭)を見つけだし、麦芽を乾燥させるための燃料として代用し、できあがったウイスキーを収税吏の目を逃れるためにシェリーの空樽に詰めて隠した。
その結果、ウイスキーは樽の中で熟成され、爽やかな香味が加わり、まろやかな味わいと琥珀色を持つようになった。
これが後にモルトウィスキーとして完成することになります。
税金が予期せぬ恩恵をもたらしたのです。
 

ラムについてのお話

 投稿者:カクテルを楽しむ  投稿日:2010年 6月 4日(金)11時44分52秒
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  <歴史>
サトウキビの宝庫として有名な、西インド諸島がラムの故郷です。
西インド諸島にサトウキビをもたらしたのは、新大陸として西インド諸島を発見したクリストファー・コロンブス。
気候条件がうまく合い、西インド諸島ではサトウキビが瞬く間に繁殖し、大量栽培されたサトウキビは、キューバを中心とする砂糖製造産業のきっかけを生んだ。
サトウキビを絞り、その汁から砂糖の結晶を取るのである。
結晶を取った後に残る液体(糖蜜)を発酵蒸溜するという新たなラムの製法が生まれた。

1862年には、ファクンド・バカルディが純粋培養した酵母と水、糖蜜を混合して発酵させ、連続式蒸留機で蒸溜、貯蔵させたまろやかなライト・ラムを製造。
どんなものと混ぜてもラム独特の風味を失わないその素晴らしいライト・ラムはカクテル・ブームの風を受けて瞬く間に世界中に広まり、現在の地位を獲得したのです。

現在のラムの代表的な産地は、ジャマイカ・プエルトリコ、ガイアナ、メキシコ、ブラジルなど。
各地域ごとに、蒸溜や熟成方法等に差があり、それぞれ魅力的な口当たりのラムが製造されているが、風味や芳香などで分類するとヘビー、ライト、ミディアムの3種類に大別できます。

<種類>
ライト・・・風味が軽く淡白な味。
      サトウキビから砂糖の結晶を分離して出来上がった糖蜜に、純粋培養した酵母と水を入れて発酵。
      連続式蒸留機で蒸留し、タンクや古樽で短期熟成される。
      熟成を終えたラムは活性炭で濾過して不純物を取り除き、口当たりのまろやかな無色のラムが誕生する。
      バカルディ社がキューバにあったことから、ホワイトラムはキューバラムとも呼ばれている。
      代表銘柄はバカルディ、ハバナクラブ

ヘビー・・・濃い褐色で風味濃厚。
      サトウキビの糖蜜を絞りカスや蒸留カスを加えて自然発酵させる。
      単式蒸留器で蒸留し、内側を焦がしたオークの樽で、最低3年以上熟成する。
      蒸留の時に、香りを強くするため、パイナップルの絞り汁やアカシアの樹液を加えることもある。
      代表銘柄はコルバ、マイヤーズ

ミディアム・・・ライトとヘビーの中間的な味わい。
        フランス系の植民地で作られてきたミディアムラムは、マルチニックが主産地。


<色でラムを分類>
 ホワイト・・・・淡色
 ゴールド・・・・透き通った茶色
 ダーク・・・・・褐色

<ラムの効能>
 18世紀、ラムはイギリス海兵隊に支給されたという歴史を持っている。
 これは、長い船旅で生野菜を食べられないためビタミンC不足を補うという意味もあったらしい。
 つまり、ラムは野菜不足の体によいということ。
 イギリス海軍の御用酒となっている。
 

ズブロッカ

 投稿者:カクテルを楽しむ  投稿日:2010年 5月30日(日)11時58分25秒
返信・引用 編集済
  ポーランドのみで生産され、ポールズブロッカと呼ばれる野生に珍しい種類の草で味付けられます。
ズブロッカ草とはポーランド東部の世界遺産、ピアロヴィアツアの森に群生するにおいの強い植物で、ズブロッカのボトルの中には必ずこの香草が1本入っています(ロシア産は入っていない)。
その甘い香りはどこか日本の桜餅に似ているとも言われています。

またズブロッカ草は「かや」の一種で、わずか600頭の聖牛と言われるズブラという野牛が好んで食べる事からその名があります。
古くから滋養強壮や精力増強効果があるお酒と言われています。

ユニークな製法
1. ズブロッカ草の収穫は初夏。人間の手で丁寧に刈り取ります。
2. 自然乾燥後、均一の長さに切りそろえてから蒸留所に送ります。
3. 蒸留所ではまず、少しでも痛んでしまった草を取り除き、破砕します。
  この際、一番絞りのズブロッカ・エキスが抽出できます。
4. 次に、破砕したズブロッカ草に少量のウォッカを加え、何度も圧搾します。これが二番絞りです。
5. ズブロッカ・エキスを、適量のウォッカと混ぜます。
6. その後数日間、スチールタンクの中で寝かせます。
7. 最後にボトリング 仕上げにズブロッカ草を1本、手詰めして完成です。
■ウォッカの原料は、厳選されたライ麦。蒸留回数は3回
 

スミノフ (ウオッカ)

 投稿者:カクテルを楽しむ  投稿日:2010年 5月30日(日)11時51分3秒
返信・引用 編集済
  スミノフの歴史はヴォルガ川にかけられた有名なそり橋近くの、モスクワ・ピアニッキー通りに第1号の蒸留所が建造された所に始まります。
今から約200年前の1818年の事でした。

創業者のピエール・スミノフはウォッカやリキュールに関する一級の酒造家として知られており、彼の作ったウォッカはロシアの一般家庭で絶大な人気を持っていました。
当時のロシア皇帝にもこの評判は伝わっており、1886年にはロシア皇帝のアレクサンドル3世に「皇帝御用達」の品に命じられています。
(この事から、スミノフのラベルには現在でも歴代ロシア皇帝の紋章が記されています。)

また当時ロシア皇帝以外にもヨーロッパ各国の国王に愛飲されていたと言われています。
このためスミノフ家は世界一の富豪となり、その年間所得は日本円にして約42億3千万円にもなっていたそうです。

栄華を極めたスミノフ家でしたが、1917年のロシア革命によって全ての産業が国有化されることにより、スミノフ社は崩壊しスミノフ家の人々も大半が人民の敵として次々処刑されてしまったのです。
この事態に社長のウラジミール・スミノフは命からがらパリに亡命しました。

そこで亡命ロシア人のために小さな工場でウォッカを製造するようになったのです。
その後1933年アメリカに亡命していた白系ロシア人のルドルフ・クネットがスミノフを訪れ、カナダとアメリカにおける製造権と商標権の譲渡を申し入れました。

ウラジミール・スミノフはこれを受け入れ、ここでスミノフ家の手からスミノフのブランドが離れました。
こうして禁酒法撤廃後のアメリカでウォッカが販売されるようになり、1939年には酒類企業のヒューブライン社が参画して販売量が増えていく形となり、今では世界で最も売れているウォッカのブランドに成長しました。
特に1970年代以降のカクテルブームで飛躍的に生産量が伸びています。
現在も人気の高いモスコミュールはスミノフの販売促進のためにヒューブライン社が作ったカクテルと言う事は、有名なエピソードです。
 

キウイフルーツのカクテル

 投稿者:カクテルを楽しむ  投稿日:2010年 5月13日(木)13時37分18秒
返信・引用 編集済
  キウイフルーツは、中国原産で、ニュージーランドが主産地です。
ニュージーランドの国鳥『キウィー』に形が似ていることから、この名が付いたそうです。

ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、食物繊維等の栄養成分が多く含まれ、美肌効果の他に、カゼやガン予防効果などもあるそうです。
さらに、精神疲労の回復、貧血、老化、高血圧、心臓病の予防、そして食物繊維が便秘改善に役立ち、利尿作用のあるカリウムがむくみを解消します。
たんぱく質分解酵素である栄養成分のアクチニジンがキウイフルーツの皮付近に含まれ、肉料理を食べた後にキウイフルーツを食べると消化を助けてくれるそうです。

『カクテルBARラピュタ』では、この栄養成分豊富なキウイフルーツを丸ごと1個使ったカクテル(1,050円)を、ご提供致します。
ぜひお楽しみ下さい。

キウイフルーツのカクテル 1,050円
 

粋な男はシャンパンにイチゴ

 投稿者:カクテルを楽しむ  投稿日:2010年 5月 7日(金)15時12分41秒
返信・引用 編集済
  映画『プリティ・ウーマン』の中で、お金持ち役のリチャード・ギアが娼婦役のジュリア・ロバーツを自分のホテルへ招待し、ルームサービスに注文したシャンパンとイチゴ。
「イチゴを食べてシャンパンを飲んでごらん、シャンパンの味がひきたって美味しくなるよ」このシーンのセリフを殺し文句にして、当時女性を口説いた男性も多かったそうです。

『カクテルBARラピュタ』では、フレッシュなイチゴを使って、イチゴとシャンパンのカクテルをご提供しております。
イチゴの酸味とほのかな甘さを、シャンパンと一緒にお楽しみ下さい。

イチゴのシャンパンカクテル(ピンクシボレー) 1,050円
 

ウオッカについてのお話

 投稿者:カクテルを楽しむ  投稿日:2010年 4月25日(日)13時41分23秒
返信・引用 編集済
  <歴史>
ウオッカは、ロシアで12世紀ごろから造られるようになったと言われています。
ウオッカという名称は『ジーズナヤ・ヴァダー(生命の水)』の『ヴァダー(水)』が、だんだんと短縮され、『ワダ』となり、愛称形の『ウオッカ』に変わったものと言われています。

12世紀ごろのウオッカは、蜂蜜を原料にしたものだったと推測されます。
その後、18世紀ごろまではライ麦が主原料だったようです。
のち、大麦や小麦、アメリカ大陸からもたらされたトウモロコシ、ジャガイモなども使われるようになりました。

1810年、セントペテルスブルグの薬剤師アンドレイ・アルバーノフが、ウォッカを白樺の炭でろ過する方法を開発し、19世紀後半には、連続式蒸留機が導入され、今日のウォッカの姿が完成されました。
1917年のロシア革命時、フランスに亡命した白系ロシア人、ウラジミール・スミルノフが、パリで小規模のウォッカ製造に乗り出したのが西欧諸国のウォッカ製造の始まりです。
アメリカでは『禁酒法』の解禁とともにひろまり、日本では、第二次世界大戦後につくられるようになりました。

<ウオッカの製法>
ウオッカの主原料は、大麦、小麦、ライ麦、トウモロコシ、ジャガイモ。
これらの原料から、アルコール分85度から96度の高濃度スピリッツをつくり、それを水で割ったうえ、
白樺の炭などの活性炭でろ過し、雑味成分を取り除いて製品化しています。

こうすると、アルコールに溶けにくい成分が活性炭に付着して純度が高まり、色もクリスタル・クリアな状態になります。
その結果、ウオッカは無色でライトな酒質のなかに、原料由来の微妙な香味をほんの少し残す、爽やかな酒として生まれてくるのです。

成分はほとんどが水とエタノールで、癖が少ないことから、ロシア・東欧圏以外ではカクテルとして他の飲料と混ぜて飲まれることが多いです。
一方、ロシア・東欧圏では混ぜ物をしてウォッカを飲むということは邪道とされています。
正しい飲み方は、よく冷やしたウオツカを小さなグラスに注ぎ、ストレートで一気に飲み干すことだそうです。

○ ロシアウオッカ
   現在のロシアウオッカは昔ながらの無色透明のものと、香草などで香り付けをしたものとに大別されます。
   ストリチナヤ、ストロワヤ、モスコフスカヤ

○ フィンランドウオッカ
   フィンランドで製造されるウオッカの代表格はフィンラディアで、別名「白いトナカイのミルク」とも
   呼ばれています。
   デリケートな味わいが特徴です。

○ ポーランドウオッカ
   ポーランドは、ウオッカの原料となるライ麦の生産が非常に豊富で、17世紀ごろから、
   ヴォトカという名前で生産していました。
   ビボロワ、ズブロッカ、スピリタス

○ アメリカウオッカ
   アメリカのウオッカは、トウモロコシなどを原料に製造されます。
   スミノフ

○ 日本のウオッカ
   日本には、くせの少ない蒸留酒として『しょうちゅう甲類』があります。
   が、ウォッカとの違いは、ウォッカは活性炭ろ過をして、エチル・アルコールに溶けにくい成分を吸着させ、
   純度を高めている点にあります。
   日本は、度数を35度以下におさえた『マイルド・ウォッカ』を開発しました。
 

ブランデーについてのお話

 投稿者:カクテルを楽しむ  投稿日:2010年 4月20日(火)16時33分28秒
返信・引用 編集済
  <歴史>
ブランデーの原型は、7世紀頃のスペインで、ワインを蒸溜して造られたと言われています。
文献に13世紀、スペイン人錬金術師で医者であるアル ノー・ド・ビルヌーヴが、ワインを蒸溜して『ヴァン・ブリュレ(ワインを焼いたもの)』を造り、気つけ薬として珍重していたと記されています。
それが、フランス西南部のコニャック地方、アルマニャック地方にも広まり、樽貯蔵が行われ始め、17世紀後半からはさらに各地に広まっていきました。
これがオランダに渡ったときに、オランダ語で『ブランデウェイン(Brandewijn)』と呼ばれ、その後イギリスに渡ったときに『ブランデー(Brandy)』と呼ばれるようになったそうです。
フランスでは、今でも、ブランデーのことを『オー・ド・ヴィー(生命の水)』とも呼びます。

ブランデーの一般的な造り方
  1.白色系ブドウを破砕機にかけて破砕し、枝梗を取り除きます。
 2.圧搾機にかけて果汁を絞り、皮や種を取り除きます。
 3.果汁に酵母を加え、20日ほど発酵させると果汁に含まれる糖分が、アルコールへと変化します。
 4.オリ(浮遊物や沈殿物)を取り除き、蒸留器で蒸留します。
 5.蒸留して得られた酒を樽に詰め、数年間熟成させます。(樽熟成しないブランデーもあります)
 6.熟成後、濾過し、様々な熟成年数のブランデーを混合し、加水して品質を整え、瓶詰めします。

高級ブランデーと聞いて、日本人が真っ先に思いつくのが『ナポレオン』ではないでしょうか?
結論から言ってしまうと『ナポレオン』とは、銘柄ではなく、コニャックやアルマニャックの熟成度合いの目安なのです。
ナポレオンの表示は、1811年に皇帝ナポレオン・ボナレオに初めての男の子が生まれた喜びと、ブドウの豊作を記念し、その年にできた『1811年もののブランデー』の事をさしたのが始まりです。
以来、優良なブランデーにナポレオンの名前を使うようになりました。

ブランデーは、樽による熟成期間が長いほど品質が向上し、その貯蔵年数によって各社ごとに、例えば三つ星、VSOP(V=非常に、S=すぐれた、O=古い、P=澄んだ)などと、びんラベルに表示しています。

<分類>
○ コニャック
   フランスのコニャック市周辺のみで造られるブランデーをコニャックと言います。

   原料葡萄には主にユニブランを使用。
   伝統的な銅製のポットスチルを用いた単式蒸留を2回行って得られたアルコール度数70%程度の精留分を、
   フランス国内産のオークの樽で2年以上熟成し、水で度数40%に希釈して製品とする。
   色付けに少量のカラメルを添加することも。
   品質がよいことで知られ、同国のアルマニャックとともに高級なブランデーと言われてます。

   有名なのは、クルボアジェ、レミーマルタン、カミュ、ヘネシー、マーテル

○ アルマニャック
   フランス南西部のアルマニャック地方で造られるもの。
   コニャックとともに、フランス産オー・ド・ヴィーの双璧をなすアルマニャックは、コニャックより
   2世紀近くも前から製造されていました。
   コニャックに比べ、複雑な香りと豊かな味わい、野性的で力強い風味を持っていますが、華やかさ、
   洗練さという面で一歩譲ってきました。近年は、軽快な酒質に変わりつつあります。
   アルマニャック型と呼ばれる連続式蒸留器を用いて1回蒸留、ガスコーニュもしくはリムーザン産の
   カシの樽(ピエス)で熟成後、ブレンドさせる。
   アルコール度数は40度以上。

   シャボー、ジェラス、ドメーヌ、ドゥロール


○ フレンチブランデー
   フランスのコニャック・アルマニャック以外で造られたブランデー。
   ワインに不向きなものを原料としたり、長期熟成しないものをびん詰めしたりしています。

○ マール
   ワイン用果汁を搾った粕に糖と水を加えて、発酵、蒸溜したもの。
   あるいは、搾りかすを直接蒸溜した、かす取りブランデーです。
   このワインの副産物をフランスではマール、イタリアではグラッパと呼称しています。
   マールは樽熟成するものが多く、グラッパは樽熟成しないものが多いようです。
   スペイン産はオルーホ。ギリシア産はチプロと呼ばれます。

○ アップルブランデー
   フランスのカルバドス地方の2年以内の若いりんご酒を蒸留したものをカルバドスと称し、高級なものは
   樽詰めを数十年行います。
   アメリカのアップルジャックは、カルバドスとは異なり、甘味が強いアップルリキュールという趣があります。

○ キルシュヴァッサー
   ドイツ・スイスで造られている桜桃酒を蒸溜したものです。

○ 日本のブランデー
   製法はコニャックとほぼ同様で、原料ぶどうは甲州産やユニブラン種。
   ブランデーは多くの点でウイスキーと共通しており、日本人特有の繊細な感覚を生かすことができ、
   品質的に優れたものとなっています。

<コントについて>
コニャックは、熟成の古い原酒と、若い原酒をブレンドして製品化されます。
その際、若い原酒の熟成年(コント)によって、☆☆☆とか、VSOPという符合をつけます。
1983年に全国コニャック事務局(BNIC)では、そういう符合についての基準を次のように規制しました。

コニャック原酒は、ぶどう収穫の翌年の3月末日までに蒸留を終わらなければならない。
翌4月1日から、樽の原酒はコント0と数えられて、それは翌年の3月末日まで続く。
4月1日からは、コント1となり、以降一年ごとに数が繰り上がる。
そして、コント2以上にならないと、コニャックとして売ることはできない。
   ☆☆☆・・・・・・・コント2以上(   ?   )
  VSOP・・・・・・・コント4以上(5~10年熟成)
NAPOLEON・・・・・コント6以上(7~30年熟成)
    XO・・・・・・・コント6以上(10~50年熟成)

なお、コニャック・アルマニャック以外のブランデーには、このような規定はないので、符号と熟成年数との間に厳密な関係はありません。
 

ジンについてのお話

 投稿者:カクテルを楽しむ  投稿日:2010年 4月12日(月)16時30分38秒
返信・引用 編集済
  <歴史>
1660年オランダのライデン大学医学部教授シルビウスは、東インド地域で働くオランダ人を熱帯性熱病から守る為、利尿効果のある杜松(ねず)の実ジュニパー・ベリーを使った薬を考えました。
これをアルコールに漬けて蒸溜、薬用酒としてフランス語で杜松の実を意味するジェニエーヴルという名前で売り出すと、何と大人気。
薬というよりさわやかなアルコール飲料として愛され、たちまちのうちにジェニエーヴルと呼ばれる、当時のオランダを代表する酒になったのです。
その後、オランダのオレンジ公ウイリアムがイギリス国王に迎えられたことをきっかけにロンドンで大ブレークし、独自の製法が発達、現在のようにジン=イギリスといったイメージになったわけです。

<原料>
大麦・トウモロコシ・ライ麦・じゃがいも

<ジンの種類と製造法>
○ ドライジン(ロンドン・ジン)
  現在のジンの代名詞的な存在であり、ビフィータ、タンカレーなどの著名な銘柄は全てこのドライ・ジンになりま
  す。イギリスで発達したため、別名ブリティッシュ・ジンなどとも呼ばれます。
  連続式蒸留器でアルコール度数の高いスピリッツを作り、そこにジュニパーベリーなどの副材料を加えて
  香味付けする。
  さわやかな香味と軽い飲み口でカクテルのベースなどに最もよく使われています。
  ビフィータはカクテルのベースとしてよく使用され、タンカレーはオン・ザ・ロック又はストレートで飲む人が
  多いようです。

○ ジェネヴァ・ジン(オランダ・ジン)
  最も原型に近いタイプ。
  原料の穀物を醸造したアルコールをジュニパーベリーに浸してエキスを抽出し、単式蒸留器で造ったジン。
  濃厚な味わいと強い香味が特徴で、ストレートで飲まれることが多い。
  ボルス社のジェニパが特に有名です。

○ シュタインヘーガー
  主にドイツで製造されるジンの一種。
  生のジュニパベリーを発酵、蒸留させた物と、別に大麦を発酵、蒸留(単式蒸留機で2回)させ、
  両者をバランスよくブレンドしたもので、他のジンに比べてかなり穏やかな風味が特徴。
  ビールで冷えたおなかをシュタインヘーガーで温め、再びビールを飲むというのがドイツ独特の飲み方だと
  言われています。

○ アメリカのジン
  アメリカでもジンは生産されています。原料は穀物以外の物でもよく、糖蜜などが使用される場合があります。
  ウイスキーやリキュールなど大手メーカーで製造されていることが多いようです。
  以上にあげた辛口のジンの他に、甘口のジン(オールドトムジン)や、フルーツやスパイスで香味をつけた
  フレーバードジンなどがあります。

≪ビフィータージンについて≫
カクテルのスピリッツとしても、世界で最も愛飲されています。
誕生したのは1820年。
ビフィータとは、ロンドン塔駐在の衛兵の通称からと言われています。
ラベルに描かれている人物がまさにそうです。
ロンドンの衛兵は昔、給与を現物支給にて与えられ、その現物が「牛肉」だった事より、Beef Eater(牛食い)と呼ばれ、BEEFEATER(ビフィータ)になったと言われています。
また、その昔英国王室の毒見役を仕事としていたため「ビーフ・イーター」と呼ばれたという説や、
高級な英国王室の残った料理を唯一食べれた人たちだからの説もあります。
 

テキーラについてのお話

 投稿者:カクテルを楽しむ  投稿日:2010年 4月11日(日)21時44分59秒
返信・引用 編集済
  産国メキシコのイメージから、テキーラはサボテンで作られている酒だと誤解している人もいますが、原料は竜舌蘭という彼岸花科常緑草です。
竜舌蘭を原料にした全ての酒がテキーラになるのではなく、アガベ・テキラーナを使ったものだけがテキーラになります。
メキシコのハリスコ州、グアダラハラ市近郊のテキーラという地域に1700年代から造られている地酒で、もともと『プルケ』というリュウゼツランの搾り汁を発酵させた醸造酒が西暦200年頃には存在していました。
大昔に山火事が起きた時、こんがり焼けたアガヴェの中心に酒ができていたという話や、鳥がアガヴェの中心に入り込み出てくるとフラフラで飛べなかったので発見されたなどいろいろな話がありますが、1800年以上も前のことですので真相はよくわかっていません。
スペインから蒸溜技術が持ち込まれると、プルケを蒸留したメスカルが誕生。
そのメスカルの中からハリスコ州政府の機関『CRT(Consejo Regulador del Tequila)』が厳重に管理しCRTの規則に合ったものがテキーラと呼ばれます。
最古の蒸溜所はクエルボ蒸溜所(NOM1122)で、1795年創業です。

 CRTの主な内容
  ・ 主原料はアガヴェ・アスール・テキラーナのウェーバー変種でなくてはならない。
    また、主原料が総原料に占める割合は51%以上でなくてはならない。
  ・ 主原料のアガヴェは、ハリスコ、グアナファート、ナヤリ、ミチョアカン及びタマウリパス各州の特定地域で
    生育されたものでなくてはならない。
  ・ テキーラ村とおよびその周辺地域で蒸留されたものでなくてはならない。
  ・ 最低2回の蒸溜がされていなくてはならない。

<テキーラの種類>
テキーラには大きく分けて100%アガヴェとミックスの2種類があります。
ミックスのテキーラにはシルバーやゴールドなどがありますが、ゴールドと謳っているものはシルバーにカラメルで着色しただけのものが多く、価格にもあまり違いはありません。

○ 100%アガヴェのテキーラには樽熟成の段階に応じて4種類あります
 ブランコ・・・樽熟成をしない透明なもの(しても60日以内)
 レポサド・・・最低60日間の樽熟成をしたもの(樽サイズに規定なし)
 アネホ・・・・最低1年間の樽熟成をしたもの(樽は600L以下のサイズであること)
 エキストラ・アネホ・・・最低3年間の樽熟成をしたもの(樽は600L以下のサイズであること)

<テキーラの製造法>
アガヴェ・アスール・テキラーナは、茶畑に似たような状態で丘陵地に栽培され、生育に8~10年ほどかかります。
収穫は生育されたものから順に、通年にわたって行われ、コアと呼ぶシャベルに似た専用の鎌で、直径70~80cm、重さ30~80kgになった球茎を掘り起こします。
葉を切り落とされ収穫されたアガヴェはパイナップルに似た形をしているので、ピニャと呼ばれています。
 1.収穫後ピニャは、工場で半分に割ってから蒸気釜に入れ蒸し煮します。
   こうすると、茎に含まれているデンプンやイヌリンのような多糖類が分解(糖化)され果糖に変化します。
 2.それをローラーにかけて圧搾し、さらに温水をかけて残った糖分を十分に絞り出しタンクに移して発酵させます。
 3.蒸溜は、単式蒸留機で2回行われ、2回目の中部分だけをとって50~55度の溜酒を得ます。
 4.溜酒はウオッカと同様に炭層を通して雑身を除いてから、ステンレスタンクあるいはオーク樽に移し、貯蔵熟成します。

<テキーラの美味しい飲み方>
用意するものは、カバジートと呼ばれる縦長のショットグラス、塩、くし切りにしたライム。
この3拍子のリズムで呑みます。
 1.ライムを口で絞るようにかじり(ライムのビタミンCは喉をアルコールから保護すると言われています)
 2.酸っぱいうちに間髪を入れずにブランコのテキーラを流し込み
 3.飲んだら人差し指と親指の又のところに置いた塩をペロッと舐めて次に備える

氷を使ってのオン・ザ・ロックもとても良く、これにはレポサドが合うようです。
ブランコは冷凍室で冷やしてストレートで呑むと気分は夏のビーチです!
香りの良いアネホはブランデーグラスや、スニッファーと呼ばれる小型のブランデーグラスで提供されることもよくあります。

カバジートにテキーラ半分、そこへソーダ又はジンジャーエールを加えてから手で蓋をし、「バーン!!!」とバーカウンターに思いっきり叩きつけ、まだ泡を噴いているうちに呑みきるショットガンも楽しいですが、本当にショットガンのような大きい音がして驚きます。
プレミアムテキーラでは、テキーラ本来の味をストレートで楽しんで十分楽しいお酒です。
 

カクテルBARラピュタオリジナル 『マザー・ドーラ』

 投稿者:チーフバーテンダー M  投稿日:2010年 3月31日(水)22時58分25秒
返信・引用
  『天空の城ラピュタ』に登場する、海賊の女親分『ドーラ』をイメージして、オリジナルカクテルがデビューいたしました。
スターバックスのコーヒーリキュールとベイリーズ、ベースには鏡月を用いて香り豊かな味わいをお楽しみ頂けます。
海賊のボス『ドーラ』の心優しい面や、頼りがいのある雰囲気をぜひ味わってみて下さい。

☆ オリジナルカクテル 『マザー・ドーラ』  735円
 

ニッカウヰスキー 『余市1989』入手!

 投稿者:カクテルBARラピュタ 店主  投稿日:2010年 3月29日(月)15時24分31秒
返信・引用
  シングルモルト『余市 1989』は、ニッカウヰスキー(株)余市蒸溜所で1989(平成元)年に蒸溜・樽詰めされた4タイプの長期熟成モルトを厳選し丁寧に混和(バッティング)したものです。
アルコール度数も樽出し度数に近い55%で瓶詰めしたことで、ボリュームのある香りと深い味わいを実現しています。

  味わい ・・・・ 長期熟成ウイスキーならではのやわらかさとコク。
           甘酸っぱい印象の中にもピートの力強い存在感が感じられます。

フィニッシュ・・・ふくよかな甘さの中に、微妙で繊細な磯や湖のニュアンスが口中に広がりつづけます。

昨年の11月25日に全国3,500本数量限定で販売された、ニッカウヰスキーシングルモルト『余市 1989』を入手いたしました。
ウイスキーづくりの理想郷、北海道余市蒸溜所の冷涼湿潤な気候の中で育まれた逸品!
世界でも稀な石炭直火蒸溜が生む、力強い芳醇なコクと香り、そして熟成された味わいを、ぜひお楽しみ下さい。

  <全国3,500本限定販売>
☆ ニッカ シングルモルト『余市 1989』 ワンショット 2,100円
 

クレジットカードでの支払い

 投稿者:BARの達人 第9章  投稿日:2010年 3月22日(月)21時41分23秒
返信・引用
  今やショッピングセンターや専門店など、ほとんどのお店がクレジットカードに対応しており、ポイント還元やマイレージなどの特典も多い昨今、飲食店業界は若干立ち遅れている観があります。
代表的な有名店などは、積極的に、クレジットカードのご利用を推奨しているのですが・・・
もちろん『カクテルBARラピュタ』や『BARレモンハート』では、金額の大小にかかわらず、クレジットカードのご利用を承っております。
キャッシュレス時代、現金を持ち歩く危険はおかさず、いつでもサッとカードを出し、カッコ良く支払いをするお客様が増えて欲しいものです。

単身赴任や出張者の方、あるいは旅行者の方など、お酒を飲んで多少酔っ払ったとしても、キャッシュレスなら、ずいぶん安心な面が多いものです。
粋にBARでウイスキーやカクテルを飲んだ後の金銭のやり取りは、時として野暮ったく感じることもあります。
その点、カードでの支払いなら、スマートだと思うのですが。

このクレジットカードのご利用については、そのお店によって、まだまだ考え方の違いがあるようですが、私共としては、BARを粋に楽しんで頂くために、声を大にしてカードのご利用を推奨していきたいと考えております。
 

『ザクロのカクテル』 いよいよ最終!

 投稿者:チーフバーテンダー M  投稿日:2010年 3月11日(木)22時47分46秒
返信・引用
  昨年の10月から、皆様にご好評頂いております『ザクロのカクテル』も、いよいよ終了の時期が迫って参りました。
美容と健康にも良いと言われる『ザクロ』のカクテルは、特に女性に大好評頂いております。
残りあとわずかとなりましたので、ぜひお見逃しなく、ご来店の上お楽しみ下さい。

この時期には、この『ザクロのカクテル』と沖縄県産『スイカのカクテル』を同時にお楽しみ頂けます。
どちらも、と~っても美味しくて、おすすめですよ!
 

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